学校様への図書教材の販売を始めとして、備品や消耗品などの販売まで幅広く行っている、三重県桑名市に本社のある「株式会社ワークス」さま。三重県北勢地区を中心に、未来ある子供たちの学力向上のお手伝いとして、学校の先生の細かい要望にも親身に対応されています。 代表取締役社長の水谷昌幸さまにお話をお伺いしました。

「ものづくりは人づくり」ですね

うちは小中学校、高校に教材を収めている会社なのですが、ある日三重県の中学校の家庭科の先生から、相談を受けまして。
家庭科室って、料理をするのでシンクがありますよね。そのシンクの部分をフタにして「生徒が広く机として使えるようにしたい。」と相談をもらったのですが少し困りまして・・・。

その時佐野社長の顔が浮かんですぐに相談にのってもらいました。

佐野さんと一緒に家庭科室に行くと、佐野さんは黙々とメジャーで寸法を図り、数日でフタを作ってくれました。机の上を広く使えるようにしてくれたのはもちろん、しっかり水勾配に合わせて長さの違う足を作ってくれました。

そして、シンクを使う際は下に収納できる工夫も！
リクエスト以上の内容で、家庭科の先生に大変喜んでいただけました。
私はものづくりという力は感動を与えるすばらしい仕事だと感じましたね。

「とにかく考えてくれたね。」

実はうちの会社、以前は一階が事務所で二階が倉庫だったんです。佐野さんから使い勝手を良くするカイゼン提案を頂いて、今は一階が倉庫で二階が事務所になって使いやすくなり、鉄骨で床補強もしてもらったので大満足しているのですが、これにも実はエピソードがありまして。

はじめは図面を見ても、内容がさっぱり分からなかったのです。担当してくれた木下さんが、何度も足を運び相談に乗ってくれて、専門家として後から不便になりそうな所に気を使ってくれました。

例えば隣の工場の粉塵が入ってこないよう、採光も配慮した二重サッシにしたり、通路や会議室も人が歩く寸法を細かく計算してくれて、事務所の入り口部分は特に、何度も何度も打ち合わせしましたね。

照明やスイッチの配置一つ一つまで打ち合わせしていて、「そんな細かい所まで！」と思いましたが、施工が終わって実際使ってみてから気が付きました。打ち合わせの時に後で後悔しないよう頑張ってくれていたんだと。「とにかく考えてくれたね。」と感心しました。

何より施工して終わりではなく、その後のフォローもしっかりしていましたので、何かあったらまた佐野さんのところでお世話になりたいと思いましたね。

「想いを伝える会社やなー。」

相談して気がついたことが他にもありました。うちが昔から使っていたシンクや冷蔵庫があったのですが、施工の際に「もったいないので使いましょう。」と。

コスト意識や細かい部分への気配り。社長の想いがスタッフにしっかり伝わっていると思いましたよ。

それと、私が修行先の社長に頂いた前掛けを飾るオリジナルの額縁まで作ってもらいました。うちの会社の原点であり、今は自分の中のスイッチを切り替える時に役立っています。
佐野さんは本当に想いを伝える会社やなーと感じました。

将来は佐野鉄工さんにビルを建ててもらう！それが今の私の目標です。

小中学校、高校の教材は、時には前日に先生から電話があり、明日一番の授業で教材を使いたい、と注文をいただく時もあります。そこでお客さまのためにどこまで頑張れるかが、会社の本音だと思っています。

仕事に対する思い、お客さまのための努力、佐野鉄工さんと同じで「お客さまに喜んでもらう」姿勢が大切だと思っています。

そして頑張って、何年か後にビルを建てたい。将来は佐野鉄工さんにビルを建ててもらう！その時はぜひ佐野さんお願いしますね！
そのかわり安くして下さいね。

それと、これからも学校現場からの依頼などは是非、佐野さんに相談させてください。
頼りになる相談相手として、これからもよろしくお願いします！