陶器の表面を装飾・保護する「釉薬用フリットガラス」から、最先端精密機器に活用される「電子材料用ガラス」まで、幅広い特殊ガラス製品を製造する、三重県三重郡菰野町の「株式会社三重フリット」さま。とくに、電子材料用ガラスの分野では、独自の技術と品質に、業界から高い評価を得られています。
代表取締役社長の森田耕平さまにお話をお伺いしました。

こんな小さい仕事でもいいの？

うちの工場の入口には、シャッターやハンガードアを保護するためのポールがあるんですが、リフトでぶつけてしまいまして、ポールが大きく曲がってしまったんですよ。それでどうしようかな?と思っていたときに、佐野社長が、「小さな仕事でも喜んでやるよ」とおっしゃってくださいまして。
佐野鉄工さんのことは以前から存じあげてはいたんですが、高速道路とかの橋梁をつくっている会社という認識でしたので、まさかこんな小さな仕事をやってもらえるとは思ってもいませんでした。

職人さんもすごく感じがいい

仕事は非常にていねいにやっていただけ、大満足しています。対応も早かったですね。

それに佐野鉄工さんは、社員の方の応対がすごくいい。窓口になっていただいた方だけでなく、職人さんもすごく感じのいい方ばかりで、１日の工事が終わると、毎回かならず報告をかねてあいさつに来ていただけました。安心感があって、気持ちよく仕事をお任せできましたね。

いい意味で、ちょっと普通の鉄工会社さんとは違います。今度、新しい設備をつくるんですが、そのときもぜひ佐野鉄工さんに相談させてほしいと思っています。

佐野鉄工さんならではの発想に期待！

三重フリットでは、日々の改善にかなり力を入れています。通常の仕事をきちんとやるのは当たり前のことです。そのうえで、「こんなふうに工夫すれば作業性が上がるんじゃないか」といった改善提案を、頻繁に現場からあげてもらうようにしています。

なので、佐野鉄工さんには、これからも改善のための知恵を貸してほしいと思っています。工場のなかにもどんどん入ってきていただいて、「なんでこんなやりかたをしてるの？」とか、指摘してほしいと思っています。社内だけでは、知らないうちに今までの慣習や常識にとらわれてしまっている危険性があります。

だから、あえて違う業界の方に、第三者の立場から提案をしてほしいんですね。佐野鉄工さんなら、「どうしてそれに気づかなかったんだろう」というような発想を出してもらえるんじゃないかと期待しています！